2015年3月3日(火)

『ヘルダイバー』は1人プレイだと無理ゲー? 民主主義の力で戦う骨太シューティングをレビュー

文:イトヤン

 SCEが3月5日よりダウンロード配信を開始する、PS4/PS3/PS Vita用ソフト『HELLDIVERS(ヘルダイバー)』のレビューをお届けします。

『HELLDIVERS(ヘルダイバー)』画像

 見下ろし型のSFシューティングである本作は、PS4/PS3/PS Vita版のいずれかを購入すると、すべてのフォーマットでプレイできます。また本作は、最大4人のマルチプレイに対応しており、どのフォーマットでプレイしても別フォーマットでプレイしている仲間と一緒に、チャットをしながらマルチプレイを楽しむことができます。

『HELLDIVERS(ヘルダイバー)』画像
▲オンラインだけでなくオフラインでも、最大4人のマルチプレイが可能。大量の敵に加えて味方の流れ弾まで襲いかかってくる、混沌とした戦場の雰囲気が思いっきり堪能できます。

●動画:無理ゲーシューティング? 『HELLDIVERS』シングルプレイ

●動画:無理ゲーシューティング? 『HELLDIVERS』マルチプレイ

■敵が待ち受ける惑星へダイブして、任務を達成して生還せよ!

 西暦2084年、人類は“管理民主主義”と呼ばれる体制のもと、惑星“スーパーアース”で統一政権を築いて暮らしています。しかし人類は現在、敵対的なエイリアン3種族との銀河間戦争を繰り広げていました。

 プレイヤーはスーパーアースを守るエリート特殊部隊“ヘルダイバー”の一員として、人類の敵を撃破する危険なミッションへと出動するのです。「これが民主主義の力だ!!」。

 というわけで本作では、プレイヤーは大量の敵が守っている惑星の地表へと降下し、与えられたミッションを実行して無事生還することを目指します。こうしたミッションの雰囲気や、ブラックユーモアの漂う世界観は、SF映画『スターシップ・トゥルーパーズ』をどことなく連想させる、ノリのいいものとなっています。

 サブキャラのセリフといったゲームの各所に、SFに関する小ネタやユニークな未来社会の情報が詰め込まれており、SF好きな筆者としては思わずニヤリとしてしまうところです。

『HELLDIVERS(ヘルダイバー)』画像
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▲プレイヤーはアグナール提督が率いるユニティー号に乗船します。この船で装備を整えた後、ミッションが開始されると“ヘルポッド”に搭乗して、惑星へと降下していきます。
『HELLDIVERS(ヘルダイバー)』画像
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▲プレイヤーの外見は、報酬で得たヘルメットやマントでカスタマイズできるほか、性別もいつでも自由に変更できます。見た目はホントに微妙な体型の差しかありませんが(笑)、「民主主義の力を思い知れ!」「みな殺しにしてやる!」といったプレイ中に叫ぶボイスは、男女によって声が変化します。

 では、本作のゲームプレイもそうした軽いノリかというと、むしろその逆で、アクションゲームが得意な人でもガツンとした手応えが感じられる、かなり骨太なものとなっています。

 まずは降下する惑星を選択し、実行可能なミッションを選びます。次にミッションの内容を確認し、マップ上でカーソルを動かして、降下する地点を設定します。任務目標の近くに降下すれば移動の手間がはぶけますが、目標の周囲ではたいてい敵の部隊がパトロールしているので、少し離れた地点に降下するのが安全でしょう。最後に、メインウェポンや戦略支援といった装備を決定したら、いよいよ惑星に降下します。

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▲スーパーアース軍とエイリアンが交戦中の星系から、降下する惑星を選択します。惑星にはそれぞれ難易度が設定されているので、自分の実力にあった惑星を選びましょう。
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▲任務の内容を確認したら降下する地点を決定します。エイリアンの種類や任務に応じた装備を選んだら、ヘルポッドに乗り込んで惑星に向けて降下開始!

 各ミッションでは、プレイヤーが惑星上で実行しなければならない任務目標が設定されています。エリアの確保や装置の起動、アイテムの護送など、任務の内容は多彩な種類が用意されています。

 もちろん、エイリアンも黙って見過ごすわけはなく、プレイヤーを発見すると次々に増援を呼んで、群れをなして襲いかかってきます。エリアの確保などでは敵の撃退が必須ですが、装置の起動やアイテムの護送では、必ずしも戦闘を行う必要はありません。戦闘に夢中になっていると、かえって任務の達成が困難になることもあるので、落ち着いて行動しましょう。

『HELLDIVERS(ヘルダイバー)』画像
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▲エリアの確保は、敵が周囲にいない状態で、目標のそばに一定時間居続ければ達成できます。敵のパトロール隊に見つかると、信号を発して増援を次々に呼び寄せるので、増援を呼ばれる前に素早く撃退しましょう。
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▲アイテムの護送任務は、指示されたアイテムを拾って基地まで運べば達成できます。ただしアイテムを持っている間は、ハンドガンしか使用できません。敵との遭遇をなるべく避けるか、マルチプレイの場合は他の仲間が援護する必要があります。
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▲装置の起動は、コンソールの前でコマンドを入力しなければなりません。難易度がアップすると、コマンドの入力が何段階も必要になってくるので、入力中に敵に襲われないよう注意してください。

 ミッションで与えられた任務をすべて達成したら、離脱地点まで移動して、帰還用のシャトルを呼び寄せます。コマンドを入力してからシャトルが到着するまでには90秒かかるので、その間は周囲をつねに警戒して、敵を撃退してください。無事にシャトルに乗り込んで、ユニティー号に帰還すればミッションクリアです!

 ミッションクリアによって経験値を獲得し、階級が昇格(レベルアップ)すると新たな武器などを入手できます。さらに、レベルアップ時や、ミッション中に“サンプル”を拾うことで獲得できる“調査ポイント”を使用すれば、武器のアップグレードなどを行うことができます。こうして何度も出撃して装備を充実させることで、より高難易度のミッションに挑戦できるのです。

『HELLDIVERS(ヘルダイバー)』画像
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▲任務をすべて達成したら、離脱地点にシャトルを呼び寄せましょう。到着するまでの90秒間を耐え忍び、やってきたシャトルに乗り込めば無事に生還できます。
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▲ミッションクリアによって経験値を獲得することで、新たな武器が使用可能になります。たとえクリアに失敗しても、それまでに成功した任務の経験値が入るので、繰り返しミッションに挑むことで、着実にヘルダイバーを強化できます。

■コマンド入力で強力な装備を要請する“戦略支援”を使いこなせ!

 ここまでは基本となるゲームの流れを見てきましたが、本作の最大の特徴は“戦略支援”と呼ばれるシステムにあります。これは弾薬の補給や追加武器、航空爆撃などの攻略に役立つ装備をコマンド入力で要請して、惑星表面に投下してもらうというものです。

 特に弾薬の補給は、本作では非常に重要です。大量の敵が一度に出現してくる本作では、弾薬の消費ペースはかなり早くなっています。ちなみに本作では、弾倉のリロード自体も手動で実行しなければならず、時間もそれなりにかかります。敵が攻め寄せてきている最中に残弾数が少なくなったら、いったん後退してリロードする時間を稼ぐ、といった立ち回りが必要になるのです。

 追加の弾倉はマップ上で発見できることもありますが、その数は少なめです。そこで必要なのが、“戦略支援”による投下です。コマンド入力で指示どおりに十字ボタンを入力し、ビーコンを投げると、その位置に物資の入ったポッドが投下されます。これでようやく、弾薬を補給できるわけです。ちなみに投下位置にボーッと立っていると、ポッドに衝突して死亡してしまうので注意しましょう(笑)。

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▲敵から距離をとって、“戦略支援”のコマンドを入力中。入力は、表示されている矢印のとおりに十字ボタンを押すだけで、時間制限もないのですが、うっかり間違えると最初からやり直しになってしまいます。
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▲戦略支援で投下された弾薬を回収。敵の上にポッドを投下させて全滅させるといった作戦も可能ですが、物資が敵に囲まれて回収できなくなる危険もあるので、注意しましょう。

 戦略支援で投下されるのは、弾薬だけではありません。じつはシングルプレイでプレイヤーが死亡すると、自動増援の範囲内で新たなクローンが投下されてきます。いわゆる残機という扱いですね。

 これがマルチプレイになると、復活できる数に制限がなくなる一方で、生き残っている仲間がコマンドを入力しないと、復活分のヘルダイバーが投下されてこないのです。そのため、仲間が倒されたからコマンドを入力して復活させたいけど、敵への対応が忙しくて復活させられない……といったジレンマが生じてしまうのです。

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▲シングルプレイで死亡した場合、自動的に新たなクローンが投下されてきます。投下可能なクローン、つまり残機の数は、ミッション中で任務を達成するたびに1つずつ増加していきます。
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▲マルチプレイの場合には、生き残っている仲間が増援のコマンドを入力してビーコンを投げると、その時点で死亡しているプレイヤーのクローンが全員投下されてきます。

 ほかにも戦略支援では、マシンガンや火炎放射器といった強力な武器や、自動的に敵を攻撃してくれるターレット、ビーコンを投げた位置の敵をなぎ倒してくれる機銃掃射など、さまざまな装備や支援攻撃を要請できます。

 こうした戦略支援は、決められた数のミッションをクリアして惑星を制圧することで新たに入手できます。ただし1回のミッションに持ち込める戦略支援は、1人のヘルダイバーにつき4つなので、ミッションの内容や敵の種類を考えて、あらかじめじっくりと戦略を錬っておく必要があります。

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▲戦略支援の詳細な内容は、ユニティー号の艦橋にある武器庫コンソールで確認できます。戦略支援もメインウェポン同様に、調査ポイントを使用してアップグレードすることが可能です。
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▲戦略支援で投下される装備の中には、“エクソスーツ”と呼ばれる搭乗型のロボットも存在しています。箱形で見た目はあんまりカッコよくないですが(笑)、高い防御力とガトリングガンの高火力は、ゲーム序盤から中盤にかけてはかなり頼りになる存在です。
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▲ターレットは、ビーコンを投げた位置に投下されたら移動はできませんが、自動的に敵を攻撃してくれる非常に便利な存在です。ただし他の爆撃などと同様、ターレットの攻撃はプレイヤーにも命中するので注意してください。

 本作は、大量の敵が群れをなして襲いかかってくるのを連射で撃退するといった戦闘スタイルのために、一見するとイケイケドンドンのトリガーハッピーなゲームのように思えるかもしれません。

 ですが、先にも説明したように弾薬はつねに不足しがちなうえに、敵の種類によって武器の相性が大きく変化してきます。そのため、メインウェポンや戦略支援の各武装の特徴を考えて、ミッションに最適な装備を上手に選択することが重要です。

 敵が強すぎて行き詰まったように思えても、装備の組み合わせを変更したり、調査ポイントを使って装備を強化したりすれば、状況を打開できることも少なくありません。

 出撃前に武装の組み合わせを考える戦略の部分と、リロードや支援要請のタイミングを計算しつつミッションを進めていくアクションのおもしろさが、本作では絶妙なバランスとなっていて、じっくりとやり込むほどに楽しめる作品だと筆者は感じました。

■全プレイヤーの動向で銀河の戦況が変化する“ギャラクシーキャンペーン”

 本作のキャンペーンモードは、人類の母星である“スーパーアース”を中心として、敵対する3種類のエイリアンの母星との間に3つの戦線が形勢されている、“ギャラクシーキャンペーン”と呼ばれるスタイルになっています。プレイヤーはまず3種類のエイリアンそれぞれと人類が交戦中の星域を選び、その中にある惑星でミッションを実行することになります。

 オフラインでのプレイの際は、各星域は固定されているのですが、オンラインに接続している場合には、自分も含めた世界中のプレイヤーの“戦況”によって、前線となる星域がどんどんと変化していくのです!

 まだ発売前ということで、残念ながら今のところギャラクシーキャンペーンを具体的に体験できてはいません。どうやら、プレイヤーが惑星を制圧するたびに“影響力”が算出されて、これによって前線となる星域が少しずつ移動していくことになるようです。

 時にはエイリアン側がスーパーアースを強襲する反攻作戦を実施して、全プレイヤーでこれを防衛するといった展開も用意されているようで、このあたりは発売後の実際の運営が楽しみなところです。

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▲ギャラクシーキャンペーンのマップでは、3種類のエイリアンの母星に向けて人類が制圧している星域と、現在交戦中の星域が表示されます。交戦中の3つの星域の中から、ミッションを行う惑星を選択できます。
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▲プレイヤーが惑星を制圧するたびに、ミッションの達成具合に応じて“影響力”が算出されます。全プレイヤーの影響力がギャラクシーキャンペーンに反映されて、交戦中の星域を制圧して敵の母星に向かって前線が移動していくといった変化が起きるようです。

 本作に登場する3種類のエイリアンはそれぞれ、外見も攻撃パターンも異なる個性的な存在となっています。さらに個々のエイリアンの中でも、異なる種類がいくつも存在しており、ミッションによってどの種類が登場するかにとっても、攻略法が変わってきます。まずはエイリアンの特徴を把握することが、ミッションクリアのポイントとなるでしょう。

●ムシ

 昆虫やカニを連想させる生物的なフォルムで、群れをなして襲ってくる種族。武器などは持たず、ヘルダイバーを取り囲んで近接戦闘を仕掛けてくるため、ダウンしたプレイヤーを袋だたきにして殺してしまう、やっかいな存在です。

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●イルミネイト

 高度に洗練された文明を持つ、いかにもエイリアンといった雰囲気の種族です。遠距離から収束するレーザーで攻撃してきたり、衝撃波のような攻撃を浴びせることでプレイヤーのスティック操作を反転させたりといった、かなりクセのある攻撃を繰り出してきます。

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●サイボーグ

 スーパーアースからの独立を宣言した人類が、自らの肉体を機械に改造したテロリスト集団です。ライフルはもちろん、グレネードや火炎放射器といった火器から近接攻撃用のブレードまで、多彩な武器を操って戦闘を挑んできます。

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■マルチプレイで待っているのは華麗な連係プレイ? それとも“味方討ち”?

 さて本作は、序盤から中盤のミッションならシングルプレイでも十分にクリアすることができますが、難易度が高くなってくると1人でミッションをクリアするのはかなり厳しいと言わざるを得ません。そこでぜひチャレンジしてもらいたいのが、最大4人まで参加可能なマルチプレイです。

 先にも説明したように、マルチプレイでは味方が死亡しても、生き残った仲間が戦略支援のコマンドを入力すれば何度でも復活できます。また任務目標の装置を起動する際も、周囲の仲間がカバーして、敵を近づけさせないようにすることもできます。

 その一方で本作は、“フレンドリーファイア”がオフにできません。つまり敵だけでなく味方の攻撃も、容赦なく命中してしまうのです。そのため、ボイスチャットなどで互いに声を掛け合い、それぞれが攻撃する方向をしっかり確認しておかないと、あっという間に全滅してしまうことになります。

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▲理想的なマルチプレイの例。1人が装置のコンソールを操作している間、他の仲間は左右をカバーして、近寄ってくる敵を倒しています。崖から転落して死亡している人もいるようですが……。
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▲こちらはダメなマルチプレイの例。エクソスーツの攻撃が、味方に思いっきり命中しています。ちなみに、ダメージを負ってダウン状態となったヘルダイバーは通常、ボタン連打で復帰できますが、マルチプレイでは仲間が近寄って助け起こすこともできます。

 発売前ということで、オンラインでのマルチプレイは体験できませんでしたが、本作はオフラインでのマルチプレイにも対応しています。今回はPS4でオフラインのマルチプレイに挑戦したのですが、コントローラーを人数分用意すれば、本当に手軽にマルチプレイを始めることができます。

 マルチプレイを始めた当初は、敵の攻撃に混乱して味方のいるところにグレネードを投げるなど、グダグダなプレイが続いていたのですが、プレイを重ねてゲームのコツをつかんでくると、自然に役割分担ができるようになっていきました。互いに呼吸を合わせた連携で、四方から押し寄せてくる敵の攻撃を撃退した時などは、シングルプレイでは味わうことのできない気持ちよさが感じられました。

 もちろん、気の合った友だち同士で互いに文句を言いながら、グダグダなマルチプレイを繰り広げるのもそれはそれで楽しいのですが、フレンドリーファイアがオフにできないということは、意図的な嫌がらせも可能になってしまうという側面もあります。特にオンラインで見知らぬ人とプレイする際は、お互いにマナーに配慮することを忘れないようにしてください。

 なお、SCEに聞いたところ、オンラインプレイには下記のような評価要素があるとのことです。

(1)オンラインプレイ中、他プレイヤーへの行為に対してシステム側が自動的に“いい”、“悪い”の評価を付ける。たとえば、味方討ちの回数が多い場合に悪く評価される

(2)オンラインプレイの際に他のユーザーから評価される

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▲ミッション終了後のリザルト画面では、キル数や命中率に加えて“味方討ち”の回数も確認できます。なんだかいちばん右の人だけ、味方討ちの回数が突出していますが……!? 
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▲難易度の高いミッションになるほど、マルチプレイで人数をそろえないとクリアは難しいでしょう。ちなみに今回のプレイでは、難易度7のミッションに4人で挑んだところ、ものの2分ぐらいで全滅しました(汗)。本作の難易度は、最大で12まであるらしいのですが……。

 本作はダウンロードゲームということで、手軽にすぐ始められて、1回のミッションは早ければ4~5分でクリアできる一方、高難易度のミッションにしっかりとした戦略で挑むこともできるという、奥行きのある内容になっています。

 クロスバイやクロスセーブに対応しているため、自宅のPS4でのプレイの続きを、外出先でPS Vitaでプレイするといったことも可能ですから、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください。もし手強い敵に出くわしても、あなたのそばにはきっと、ともに戦ってくれる仲間がいるはずです。「これが民主主義の力だ!!」。

データ

▼『HELLDIVERS(ヘルダイバー)』
■メーカー:ソニー・コンピュータエンタテインメント
■対応端末:PS4/PS3/PS Vita
■ジャンル:シューティング
■配信日:2015年3月5日
■価格:2,000円+税

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